top > 2016年


偏見だらけの繁盛法則と、魔法のフレーズ

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(特大のギョーザ)
東京出張のホテルの近くにある中華料理屋さんにて、
注文したギョーザが。。。大きい!

それほど、美味いものが作れない飲食店の場合・・・
とにかく大きな商品“ジャンボ”○○を、
一品だけでもメニュー化すれば、繁盛する!

盛り付けの「立体感」で、お客様を驚かせることもGOOD!
あとは、、
自由に使える「こだわり調味料」が卓上に並んでいる店も、繁盛する。。等々。

専門領域外である飲食店の分野で、
ローコストで繁盛店を作る方法について、
偏見に満ち溢れた独自の持論が、私のなかに数々あります。

 
・・・・余談ながら、こちらは、好みの問題です。
飲食店のメニューに書かれていると、私が、つい注文してしまうフレーズをご紹介。
「炙り●●」
「焦がし●●」
「自家製●●」
「名物●●」
「生●●」

●●に、どんな商品が入っていても、約80%の割合で注文してしまいます。
「飲食店・魔法のフレーズ」です。

私にしか、通用しませんが・・・。



新規の葬祭ホール出店、チラシ、求人・・・

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(葬祭ホールの出店)
クライアント葬儀社さんにて・・・
新規ホールの改装、真っ只中です。

さて、昨日は、事務所にて、
このホール出店の詳細レイアウトの校正、さらには
・チラシ・販促ツールの校正、4件
・既存店リニューアルの図面校正、1件
・新しいプラン体系のチェック、1件
・スタッフ募集広告のラフ作成、1件
・スタッフ向け会議内容のチェック、1件
その他に、ご支援先からのメールへの返信10件くらいに、
当社の業務、数件。。。

ウヒョーー♪♪
しびれるほどの、仕事が集まっています!

ばっちり儲けていただくために、
頭の中がぐちゃぐちゃになるくらいに考えて、
真剣に、アドバイスします!

  
ご提案やアドバイスは、
「自分のホール・会社のつもり」で、やっています。

そのホール、そのチラシ、その判断、その言葉、、
自分が経営者として、お金を出して、実行するつもりで、コンサルタントしています。

そうでなきゃ、
現場の実務コンサルティングはできません。



感性の具体例って、こんなこと

あるご支援先で、
スタッフさんが、こんなことを話してくれました。

「私は、仕事が立て込んでくると、イライラしていました。
きっと、顔や態度にも、出ていたと思います。

プライベートで、オーダーバイキングの飲食店に行きました。
その店は、大繁盛していて、店員さんは、とても忙しくしていましたが、
ニコッと、とても穏やかな表情と動きで、お客様対応していました。

私はそれを見て、
イライラしている自分の接客を、とても反省しました。
“私の接客と、全然違う。この店員さんを見習おう!”と思いました」

 
もし100人が、同じ経験をしたとして、
このように感じることができる人は、何人くらいいるでしょうか?

ただ、食べることだけしか考えず、
何も、感じない人もいれば、
「この店員さんの接客は、素晴らしいな」と、感じたとしても、
自分の仕事に、とり入りいれるところまでは、至らない人もいます。
「仕事の内容が違うから」など、
何らか「環境のせい」にして、自分の可能性を、自分で閉ざしてしまう人もいます。

前述のブログでお伝えした
「思想とか哲学」が、人生を決定づける・・・ということは、
きっとこんなことだろう、と思います。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(隠れ家カフェ第一弾)
夜カフェで仕事をしながら、ふと、こんなことを感じました。



哲学や思想

清原選手の覚せい剤事件。
野球好きとしては、悲しい出来事です。

しかし、一方で「やはり、そうか・・」という気持ちがあるのも事実です。
周囲を威嚇するような風貌や言動、肉体改造・・・。
「なんだか、ちょっと違うな~」と、感じていました。

「テレビの野球観戦は、解説者で選ぶ」というマニアの私が好きな解説者のひとり、
野村克也さんの雑誌でのコメントが、経営にも通じる内容でした。

書き留めておきます。
以下、雑誌を抜粋したメモより。

↓↓↓
成績は良いものの、若いときの清原から、どこか物足りないものを感じていた。
それは、彼のプレイから、状況判断をしているとか、
頭を使っているとかが、伝わってこなかったからだ。

清原は、野球に対する思想、哲学が何もない、天性だけでやっている。
野球の指導はコーチの役割。
監督の仕事で大事なことは、社会教育、人間教育。

野球は、技術力には限界がある。
その先は頭で考える。その先にあるのが、プロの領域。

技術の先=プロの世界には、頭脳と感性が必要。
しかし、清原は若いときに、
それを教育されていないから、考えない、感じない。

「人間の最大の悪は、鈍感である」の言葉がある。

覚せい剤は悪いと知りながら、やってしまうのは鈍感以前の問題。
若いときの教育が欠落している。

清原は、天才ゆえに、こうなった。
苦しまない、考えない、センスだけでやってきた。
野球哲学・思想を、しっかり考えるということをしてこなかったのではないか。
せっかくの良い素材が、
周りに恵まれなかったということではないか。
↑↑↑

経営とまったく同じではないでしょうか。
コンサルタントの哲学・思想。
葬儀の哲学・思想。
そういったものが大切です。



コンサルタントの必須条件。24時間スイッチを切るな!

大学を卒業して、船井総研に入社したばかりのころ
先輩に、こう言われました。
「24時間、働け!」と。

土曜も、日曜も、仕事するのは、当然。
寝るときすら、仕事から頭を切ってはいけない。

「コンサルタントって仕事は、百戦錬磨の経営者にアドバイスして、
それまで経営者が、命がけでやってきた以上の数字成果を、出さなければならない」

「経営者が、それまで、会社のために使ってきた時間と労力、
勉強してきた以上の時間と労力を費やして、追いつくしかないやろ!
実力がない人間は、そうするしかないわな」

経営者が10年間、週に6日、1日8時間、仕事してきたとしたら、24960時間。
もし本当に、24時間・365日、仕事をすれば、3年で追いつける。

22歳の自分に、
スーッと入ってきて、納得した言葉でした。

でも・・・本当に、先輩から依頼された仕事だけを、
相手のお客様が見えない状態で、ひたすらこなし、
プライベートの約束すらできない状態・・・ってのは、辛いもんでした。

「日曜日は、予定がありますのでー。無理です。」とか、言えない。
「友達がみんなで飲む・・・」と聞いても、絶対に行けない。
「看護婦さんと合コンがある!」なら、
その予定にあわせて、先輩が仕事を放りこんでくる。

そう言えば、こんなこともあったな~。
なんとか先輩・上司に見つからないように、夜、会社を抜け出して
東通り商店街のカラオケボックスで、盛り上がっていると・・・・
いいところで、部屋の電話が鳴り・・・
「中西くん、そろそろ帰ってきてもらわんと・・・・」と先輩から。

!!なんで、ここにおるって、知ってるねん!!

入社してから約3年間、
自分で開拓したクライアント先が10社くらいになるまで=
自分の給料の3倍分を稼ぐようになるまで、半人前の社員には、自由がない。
尋常ではない仕事量を、仰せつかり、
家には帰れず、会社に泊まり込み・・なんて、しょっちゅうでした。

机の下には、マイ寝袋を常備でした。

まだまだ、忙しい日が続きますが、
青春の味・ライフガードを飲んで、頑張ります!
・・・ヘルシー志向の現代において、ブレることない、この着色具合、、大好きです。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(社長は頑張る!!)



有明の月を友達に・・・

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(コンサルティングに朝から)
和歌に良く出てくる「有明の月」とは、
明け方の空に輝く月のこと。

最近、毎日のように「有明の月」を見ながら、
朝6時台に、家やホテルを出て、クライアント先に向かいます。

「それでは、一句・・・」と、いければ、格好いいのですが・・・申し訳ありません。
時間的にも、能力的にも、難しい。。

本日も、6時から、仕事に出かけます!
おかげさまで、忙しい・・・。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(有明の月とコンサル支援)



一番商品を作ろう!

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(山盛りの立体感)
仕事が、忙しくなってくると、
「何、食べた」という内容が、多くなるこのブログ・・・。

それでも、少しは役に立つ内容を、記録しておこう・・と、
以前、撮っておいた写真をアップします。

 
ある居酒屋さんの
「前菜盛り合わせ」の写真です。

出てきた瞬間、誰もが「すごい!」と声を上げる。
見た目のインパクト、立体感。
食べても、食べても、なくならない・・・。

お客様のうち、最低でも30%。
できれば、40%の方が、注文する・・・という
「独自固有の長所」のある「一番商品」を作り、
それを集中的に、販売してゆくことは、売上アップの基本です。

しれっと、書いた、
短いブログにこそ、意外と良いことを書いてあります・笑

これが、2段目・・・
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(前菜盛り合わせの2段目)



大英博物館展と「直葬」

大英博物館展。
ずっと行きたかったのですが、
何とか最終日に滑り込むことができました。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(大英博物館と直葬)
数万年前からの人類の足跡(モノ)を
近くで体感することができると、厳粛な気持ちになります。

この数百年で起こっていることは、
長い人類の歴史のなかで見れば、極めて異例なことであること。
歴史上ないほどの急激な変化が、
産業革命以降の100年間で、爆発的に起こっている・・・ということ。

少しくらい進歩を止めて、遠回りしてもいいから、
世界全体で、調和を図る方向に向かわなければ、
とんでもないことになるのが、直感でわかります。

「ご支援先が売上アップすること」にしか興味のない、
極めて俗世的な男にも、そうゆう地球規模のことが、ヒシヒシと伝わりました。

それに、もうひとつ。
展示物のうち、特に紀元前=1000年以上前のものの半分くらいは、
死者を弔うときに、使われていたものが多いのです。
紀元前(といっても、数万年の人類史上からすれば、ごく最近です)までは、
とても価値あるものを、副葬品としています。

死者を弔うこと、死への恐怖と考え方が、
とても重要な意味を持っていたことにも気づきます。

葬祭業に携わる者として
昨今、増え続ける「直葬」に、
「売上が減少する」という意味あいとは、また別の危機感を感じました。

人類史上、異常な文化になってきてるのかな?
そうゆう部分までも、壊れつつあるのって、危ないな・・・。と。

 
ちなみに・・
世の中が、縄文時代に戻ったとしたら、、、
生きてゆける自信が、結構、あります。笑
根拠はありません。

でも、狩猟とか、部族間抗争とか、
飢えと寒さをしのぐ知恵とか・・・そうゆうの、たぶん得意です!

頭の奥の方に、
(そうゆう時代に、戻っても、俺、全然オッケーよ~。)
なんて、自分がいるんだと思います。



ゲスト講演の「舞台裏」

最近、
地域の葬祭組合様や、有志団体様からお声がかかり、
講演会に、ゲスト出演させていただくことが、多くなっています。

講演の場合、
普段にも増して「時間に遅れること」は許されませんので、
早めに、現地入りするようにしています。

そして、
会場の周辺を、講演のシミュレーションをしながら、
ひとりで散策します。

昼ご飯、食べなきゃ。。。と、
本日、見つけたのも、なかなかの名店でした!

我ながら、
繁盛店を見つける嗅覚、恐るべし!

おみくじが「末吉」だった割には、
年明けから、ツイています。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(グリルデミ組合での講演)
体に良くないとわかっていながらも、
デミグラスソースが美味しすぎて、全部飲み干してしまいました。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(まっさら)



出迎え三歩、見送り七歩。。。残心(ざんしん)を大切に

先日のブログの続き・・・
「勝っても、ガッツポーズをしないこと」に関して、
少しだけ、真面目なお話しを。

「残心・ざんしん」
これは、日本の武道と芸道にある言葉で、
事が終わってからも、注意を払い続ける状態をさします。

柔道や、弓道、剣道、空手では、
技が決まった後も、身構え・気構えを、すぐには解きません。
対戦相手に対する感謝と敬意を示し、決して奢らない・・・という精神性。
相手が、起き上がり反撃してくるかもしれないので、
気を抜かないということにも、由来しているそうです。

茶道には
「出迎え3歩、見送り7歩」という言葉があります。
出迎えるときよりも、
見送るときを大事にしましょう。という

客人を見送るときには、角を曲がって見えなくなるまで、目線を切らない。
襖や障子は、音を立てず、そっと閉める。
誰もいなくなったからと、ぺちゃくちゃ話さない。
さっさと、道具を片付けてしまわない。
そして、
一人になってからも、帰っていった客人のことを、そっと思い出す・・・。というのが、
「余韻の美しさ」だと言うのです。

私は、接客の場合も同じように、考えています。

「いらっしゃいませ!」
「ありがとうございました!」を、大声張り上げて、
研修したり、実践したりすることも、ひとつの方法なのでしょうが・・・。

日本古来の「残心」を大切にする所作を、
現場に植え付けることのほうが、
永続的かつ安定的に、売上を作ることができる「接客力」が会社の文化として育つもの、と信じています。

ですから、葬儀社の皆様方にも、
そこに重点を置いた接客ノウハウをお伝えしています。



もはや好みの問題ですが・・・仕事への考え方に通ずること

行列に並ぶこと、何もすることなく待つことが、弱点。
大晦日も、年始も、そっと自宅で過ごします。

大晦日は、ボクシング観戦三昧。
井岡、田口、内山、八重樫・・・の世界戦をテレビで観戦していました。
最近、日本人の素晴らしいチャンピオンが増えていますね。

特別、好きな選手がいます。
それは、この年末で、11回連続防衛を果たした内山高志選手。
「ノックアウト・ダイナマイト」と異名を持つ試合内容も魅力なのですが、
インタビューなどで、そのキャラクターを知ると、
ボクシングに真面目に取り組んでいるように、見て取れるところが好きな理由です。

逆に、、、
現役選手が、バラエティ番組なんかに、
再三、出演していると、うーーーん・・・って思ってしまいます。
芸人タレントさんと、つるむようになる・・・とか、さらに、失望。。。

 
私が、このような「質実剛健」なボクサーを好きになる原因は、
13歳のとき、家で留守番をしながら、
偶然、テレビで観た、浜田剛史さんの世界初挑戦の試合にあると思います。

当時、ボクシングには、ほとんど興味がありませんでした。
かなり前に「具志堅用高」の連続防衛が途絶えたこと。
以来、日本人は良く負けること・・・くらいは知っていました。
母親は「あんな野蛮なスポーツ・・・」と、否定的。

中西少年は、ちょっとした「不道徳感」にとわられながら、
一人、試合前の解説に聞き入っていました。
「最強のチャンピオン・レネ・アルレドンド【メキシコ・39勝37KO】挑戦しますのは、浜田剛史・・・・あまりのパンチの破壊力のため、自らの拳が耐えられず、骨折4度、2年間のブランクを経て、念願の世界挑戦です・・・」

(ふーん、凄いパンチを打つんだなー。強いのかな~。
でも・・・日本人だから、負けちゃうんだろうなーー)

と、観ていると、
1ラウンドでのノックアウト勝利!
会場に、飛び交う座布団。。。

浜田さんは、勝利しても、ガッツポーズは、ほとんどしません。
相手に対する敬意を表し、
技が終わった後の所作にまで、注意を払うという、
武道の精神が、脈打っているように思えるので、好感が持てます。

「ボクサーは目を大事にしなければならない」と、
現役時代、ボクシング以外のテレビを見なかったそうです。
四六時中・ボクシングのことを考えているところにも、好感が持てます。

そして、25歳にして、この風貌。。。
かっこいい胸毛!
とても、25歳には、見えません・笑

浜田剛史さんの試合前の特集映像を、YOU TUBEより。
(13分もあります、観ないほうがいいかも・・・)

試合映像。(8分間です。)



新年、あけましておめでとうございます。今年の取り組むべきこと

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(新年あけましておめでとう)

恭賀新年
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

葬祭業界にとっては、
「消費税10%時代への準備の年」であり、
「人材確保難の年」となります。

消費税が5%から8%となってから、
今日まで売上を落としているのは、
「近所に、昔からあるホールだから」というだけで、使われていた葬儀社と、
家族葬に対応できていない葬儀社です。

逆に、
消費税にあわせて、リニューアルを実施してきたホール。
増税(=お客様が払う税込の葬儀代金が高くなる)までに、
「葬儀代金=総支払い金額が高くなっても、お客様が使ってくれる葬儀社」
「高い価格にも耐えうる、“独自固有の長所”を提供する」という視点で
その会社の特長や、ライバル会社の状況に応じた
各種の「リニューアル」を加えてきた葬儀社の業績が順調に伸びています。

消費税8%が10%となれば、
全員が伸びるのではなく、良い会社だけが伸びるようになります。

地域の中に、葬儀社は3社だけあれば、それで良い。。という時代へと突入してゆきます。

 
人が足りない状況は、今年もそのままでしょう。
対応すべきは、採用・育成・定着の一体となった仕組みづくりです。
・幹部社員が、どっぷり当番に入ってしまい、本来やるべき仕事ができない。
・勤務のしわ寄せが来るスタッフのモチベーション低下、離職。
・人を入れても、すぐに辞めてしまう。
・募集広告を出しても、人が集まらない。
・新規ホールを出店したいのに、人がいないので、オープンできない。。。
このような「根本的課題」を解決するためには、
「当たる募集広告」を作るだけでは、焼け石に水です。

下記の2つのことに、取り組む必要があります。
1「収益性の高い会社を作ること」
・・・売上・利益を上げて、“時給の土俵”に乗る。「最低賃金クラス」では、人は集まらない。
2「組織&人事・教育制度の再構築」
 ・・・新人スタッフ~幹部クラスのやるべき事の文章化、能力開発。

上記の「根本的問題」を、「収益性の良さ」により、
アタマ数だけを、なんとか揃えることができている、
「教育・組織制度」に不熱心な葬儀社の現場には
「質の悪いスタッフ」が、並ぶようになってきています。

2番目の「組織・人事・教育」=人財力が、他社との差を生み出し、
それが、売上につながりやすい時代となってきています。

古今東西問わず、
変動期は、成長と逆転の絶好機です。



ページトップ

TOPへ戻る