top > 2016年 > 3月 > 27日


ヘビーユーザー・トラップ(精通している人が、陥る落とし穴)

ご支援先の葬儀社さんからの帰り、東京アクアラインを通過中の写真。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(アクアラインを通過)
精通している経営者や幹部が、陥ってしまう「落とし穴」と
「スライスショット」について、書き留めておきたいと思います。

たとえば、
あるご支援先の葬祭社さんの「のぼり戦術」。
私が、提唱してきた「のぼり戦術」をいち早く取り入れ、成果を上げてこられました。

ところが、久しぶりに現場をご訪問してみると、
「のぼりデザイン」に、「落とし穴」の兆候があります。

4色印刷のフルカラ―になり、オシャレな写真がプリントされ、
美しいフレーズが、たくさん書かれています。

「のぼり」だけを、近くで見れば、
とても、洗練されて、良いデザインなのです。

しかし、ホールのまわりに、立てると、
何がPRされているのか、認識されません。目立ちもしません。

「のぼり」は、道行く人に、一瞬で内容を伝えなければならない販促媒体。
色も、内容も、集客に役立つシンプルな内容が、一番、効果的なのです。

聞いてみれば、やはり施行件数が落ち、
事前相談の来店数も、頭打ちしていました。

そのことをストレートに、申し上げました。

そうすると・・・照れくさそうに、こうお返事されました。
「中西さん、やっぱり、そう思いますか???」
「実は、そうかもしれないな・・・とは、思っていたんだ。
以前のデザインに、ボク自身が飽きてきちゃったんだよね。。。
もっと良いものを作るんだ!って、
やってるうちに、こうなっちゃったんだよねー。」

皆様にも、ありませんか?

良いことをしていたのに、
自分自身が、それに飽きてしまって、やらなくなっていること。
方向はあっているんだけれども、基本原則から外れた自己流の「スライスショット」になっていること。
知らぬ間に、本質からズレていってしまっていること。

他社よりも、勉強しているし、やっていることをやっているのに、
なぜか、どこかの店の売上が落ちていってる。
なぜか、ある商品の売れ行きが悪い。。
そんなときは「ヘビーユーザー・トラップ」に陥っている可能性があります。

定期的なコンサルティングではなく、
不定期にでも、コンサルティング依頼をいただければ、
トラップから解放し、スライスショットの修正をさせていただきます!



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