ヘビーユーザー・トラップ(精通している人が、陥る落とし穴)
ご支援先の葬儀社さんからの帰り、東京アクアラインを通過中の写真。
精通している経営者や幹部が、陥ってしまう「落とし穴」と
「スライスショット」について、書き留めておきたいと思います。
たとえば、
あるご支援先の葬祭社さんの「のぼり戦術」。
私が、提唱してきた「のぼり戦術」をいち早く取り入れ、成果を上げてこられました。
ところが、久しぶりに現場をご訪問してみると、
「のぼりデザイン」に、「落とし穴」の兆候があります。
4色印刷のフルカラ―になり、オシャレな写真がプリントされ、
美しいフレーズが、たくさん書かれています。
「のぼり」だけを、近くで見れば、
とても、洗練されて、良いデザインなのです。
しかし、ホールのまわりに、立てると、
何がPRされているのか、認識されません。目立ちもしません。
「のぼり」は、道行く人に、一瞬で内容を伝えなければならない販促媒体。
色も、内容も、集客に役立つシンプルな内容が、一番、効果的なのです。
聞いてみれば、やはり施行件数が落ち、
事前相談の来店数も、頭打ちしていました。
そのことをストレートに、申し上げました。
そうすると・・・照れくさそうに、こうお返事されました。
「中西さん、やっぱり、そう思いますか???」
「実は、そうかもしれないな・・・とは、思っていたんだ。
以前のデザインに、ボク自身が飽きてきちゃったんだよね。。。
もっと良いものを作るんだ!って、
やってるうちに、こうなっちゃったんだよねー。」
皆様にも、ありませんか?
良いことをしていたのに、
自分自身が、それに飽きてしまって、やらなくなっていること。
方向はあっているんだけれども、基本原則から外れた自己流の「スライスショット」になっていること。
知らぬ間に、本質からズレていってしまっていること。
他社よりも、勉強しているし、やっていることをやっているのに、
なぜか、どこかの店の売上が落ちていってる。
なぜか、ある商品の売れ行きが悪い。。
そんなときは「ヘビーユーザー・トラップ」に陥っている可能性があります。
定期的なコンサルティングではなく、
不定期にでも、コンサルティング依頼をいただければ、
トラップから解放し、スライスショットの修正をさせていただきます!