なりきり選挙参謀・・・衆議院選挙より「どぶ板戦術」を学ぶ
「どの政党が、何票くらい集めるかな?」
「負けそうな政党や候補者から、“勝たせてくれ”と、参謀約を依頼されたら、
どんな作戦を立てるだろうか・・・」
毎回、そんなことを考えながら、選挙を楽しんでいます。
選挙は「支持を集める」という面で、
「マーケティング」に、そっくりなのです。
「風」に乗るか、
「原則通り」にやるか、、、最低限、どちらかに合致しないと、
当選することは、できません。
「風」とは、マーケティングで言えば「時流」です。
「時流」にあう、商品、施設、サービスを、提供すれば、売上は上がります。
「原則」とは、「地域一番化商法」。
政治のステージで、「風」に逆らっても「勝てる」候補者は、
選挙の原則通り、地元で「どぶ板戦術」を実行している人です。
「どぶ板」とは、ひと昔前、家の前の側溝の上に敷かれていた板のこと。
この「どぶ板」をまたいで、一軒ごと戸別訪問をしていたことに由来して、
地道に、汗と足で稼ぐ票集めを、「どぶ板選挙」と呼びます。
選挙における「どぶ板戦術」の具体例は、こんなもの。
・とにかく握手の回数を、増やす。「握手の数しか、票は出ない」
・「演説会」を、増やす。(あえて、ビールケースに立ち、コートも着ずに)
・リアクションの演出(抱擁、涙、お辞儀・・・恥ずかしくなるような、行動も相手には効く)
・普段から、土日は地元に帰り、とにかく「歩く」「有権者と会う」
・普段から、買い物は、すべて地元で行う。
・普段から、葬儀(通夜)に、参列する(呼ばれなくても行けるから)。
その他、選挙から学ぶこと。。。葬祭業経営と酷似している。
・「支持基盤=会員組織」があると、やはり安定する。
・負ける候補者は、「内部崩壊=分裂・お家騒動」のあった人。
結局、外部要因(風やライバル候補)に負けるのではなく、内部要因が原因で負ける。
・地元に、自ら以上に、自らのことを考えて動いてくれる
「営業力のある」幹部がいなければ、勝てない。
葬儀社としての
「どぶ板戦術」を、見直してみませんか?
ところで、、、
選挙日の開票時間を過ぎると、
各テレビ局の選挙番組を、一気に見てゆきます。
最近、面白いのは、テレビ東京の池上彰さんの選挙速報番組。
聞いちゃいけなさそうな話に、切り込みますし、
遠慮なしのブラックなインタビューも、面白い!!
そして「毒入り」当選者テロップも、ニヤっとしてしまいます。
まだ見ていない方は、ここからどうぞ!
http://togetter.com/li/757634
今、使っているこの美味しいバター・・・
安倍首相の出身派閥・町村派のドン・町村信孝さんの
親族の会社が作っていることも、
テレビ東京の当選テロップで知りました!