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「パクリ」=モデル商法は、成長の最短距離

今回は、前の記事からの続編風です。

同じ業種で、自社よりも高い業績を上げている会社を訪問して、
教えてもらい、マネすること。
これが、成長の最短距離なのです。
「モデル商法」と呼びます。

つまり「パクリ」。
他の人が上手くやっている事を、モノマネする。

「モデル商法」を、
ササッと、できる人や会社ほど、良く伸びます。

経営者の参謀役・コンサルタントは、
さまざまな戦術を提案しますが、
ゼロから考え付いたものは、ほとんどありません。

「すでにあること」と「すでにあること」の
組み合わせによって、生み出されるのです。

ある葬儀社がしていることと、
異業種の成功事例を掛け算したことで、生み出されたものであったり、
前に、自分が成功したことと、
情報収集したことの掛け算であったり、
葬儀社の現場にアレンジしたものであったり、、するわけです。

モデル商法は、
業績アップの近道なのです。



「マクり」を「パクり」

ワイシャツの袖を
「腕まくり」して、仕事するのが、なぜか大好き。
夏でも、冬でも、なぜか、腕まくり。

本当のマナーからすれば、
やっちゃ駄目な服装スタイルですが、
やめられない・・・。

入社2年目くらいまでは、先輩から
「正人ー、“一生懸命、やってます!もう仕事をふらないでください”を
必要以上に、アピールしてるんやろー(笑)」
「無駄やで、はい、仕事あげる!
さあ、今週は何日、家に帰れるかなー」

「可愛がり」を受けていました(笑)

裏地にデザインのある「2重襟・2重袖」ワイシャツを、カッコよく(?)
腕まくりする方法を、ご支援先の営業マンに、教えてもらいました。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(モノマネで伸びる)
モノマネさせていただきます!
パクらせていただきます。

どんなことでも、
真似することが、成長の近道。

ありがとうございます。
毎日、腕まくりするたび、古川さんのことを思い出します!
正式名称は「ミラノ風・腕まくり」だそうですが、
私は、「フルカワまくり」と、名づけています。

競輪選手みたい。(笑)

営業成績も「まくり」を発揮してくださいね!



「客数アップ」の生命線

客数アップの生命線は、「安い商品」です。
御社はどう位置付けていますか?

先日、支援先をご訪問するために、北海道に行きました。
北海道には、数多くの有名お菓子メーカーがあります。
そのなかでも、有名な企業「六花亭」の店舗に、
「シュークリーム85円」の大きな看板が貼りだされていました。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(最低価格商品)
これは、マーケティングの原則通り!
客数を上げるための「集客商品」を、戦略的に位置づけています。

「その会社のなかで、最も安い商品=集客商品を、PRすること」
そして、「その集客商品が、他よりも、やや優れていること」

これが、客数を上げるための最も効果的な「商品戦略」です。

数多く売れるということは、それだけ、たくさんのお客様が体験する商品です。
「安い」ということは、「買いやすい」商品です。
つまり、その店を利用する「きっかけ」となる商品であり、
新規顧客がたくさん来店してくれるようになります。

お客様が、たくさん来店すれば、
本来、売りたい商品(儲かる商品)を、売るチャンスも増えます。

「安い商品だから、仕方ない・・・」と、手を抜いて仕上げては、ダメなのです。
「安くて儲からないから、看板に出さない」
これでは、客数が上がるはずがないのです。

地域の中で一番、「仏壇」を数多く売っている「仏壇店」は、
「線香・念珠」を地域で一番数多く売っています。

地域一番の園芸店は、「鉢物」を売る前に、
「球根・苗」を、たくさん売ります。

地域一番の車整備工場は、「車検」を売る前に、
「オイル交換」「キズ修理」をたくさん売ります。

北海道の大学生の就職希望ランキングで、
常に上位に食い込む企業である六花亭ですら、
このように地道かつ丁寧に「最低価格商品」を、品揃えし、PRしているのです。
これだけの有名企業でありながら、他社よりも、安い価格を打ち出しています。

「最低価格商品」に対する「王道」を実践することに関して、
葬祭業界も、学ぶべき点が、たくさんあるのではないでしょうか。



銀座という街が「銀座」であるために(後編)~コンサルタントの独り言

参考までに、、、
そこそこ有名な友達のコンサルタントは、
東京・青山に、
他企業と共同で、電話受付等々をしてくれる
「レンタル・オフィス」を事務所にして、
コンサルタント商売をしています。

その彼、曰く・・・
会社案内とか名刺に「青山」という地名があるだけで、
以前よりも、明らかに仕事が増える・・・というのです。

「中西さんも、丸の内や青山に、
レンタルオフィスを借りれば、コンサル依頼が、増えますよ!」
こんなアドバイスを、してくれます。

・・・
これについては、私の主義には反しますので、その方法はとりませんし、
そんなことしなくても、仕事は、増える・・・
しかし、そのマーケティング手法は、素晴らしい!

このコンサルタント君の戦略は、
小売・サービス業の各社が、
銀座に店舗を構えるのと、同じ意味合いです。

   
「ユニクロが、銀座に出店しましたけど、成功すると思いますか?」
と、質問を受けることがあります。

単独店舗の採算としては、成功しない。
そう思います。
銀座の客層・品格・テイストと、
ユニクロのそれが、違い過ぎているからです。

しかし、、、
もしかすると、ユニクロの銀座店は、
単独店舗の採算としても、儲かることがあるかもしれません。

そのときは、
「銀座は、もはや銀座ではない。普通の街と同じだ」と、
言わざるを得ないでしょう。

日本における「銀座」とは、そうゆう立地です。

・・・
楽しい勉強会メンバーさんたちと、街を歩きながら、
そんな思索にふけるのでした。

「とても特別な、特長のある街」が、
あってもいいんじゃないか・・・と。



「銀座」をマーケティングに活用する・・・街ブラ・コンサルタント日記

「中西さん、銀座のどこを見て、どんなことを感じているんですか?」

銀座でのミーティングを終えて、
参加メンバー同士で、懇親会会場へと、歩いていたときのこと、
こんな質問を受けました。

そんな質問をさせてしまうくらい、
興味津々・挙動不審な雰囲気を、身にまとっていたのかもしれません。

そのとき、私が感じていたのは「銀座」という土地の品位。
そして、
その品位をマーケティングに活かそうとしている小売・サービス企業の戦略です。

ざっと見たところ、
銀座に出店している店舗は、ほとんどが「赤字」と思われます。

家賃に見合うだけの売上が確保できている店舗は、
一部だけだという印象です。
他は、採算がとれていない店舗ばかりでしょう。

しかし、日本では「銀座に店舗を構えている」ということで、
信用が増し、品格の高い企業との評価を得ることができ、
他地域・他ルートでの販売に、良い影響を与えてくれるのです。

銀座に出店している企業は、
「銀座店」単独での「利益」が欲しくて、出店したのではなく、
「ブランドイメージを作ること」「他での販売を容易にすること」を目的として、
出店しているのです。

店舗の赤字分は「看板経費」と解釈して、
「銀座店」を作っている。そうゆうことです。

(後編に続く)



天職か?見つけた!

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(看板ちちもみ)

ほほーぅ~。
そんな仕事があるのですかー!

もっと早く知っていれば・・・(笑)



「英才教育」の成果?? ~セミナー報告・第二弾

期待の若手コンサルタント・佐伯泰基・主催のセミナーにも、
たくさんの参加者が、集まります。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(佐伯セミナーの講演)
彼も、経営支援では、
私と同等か、それ以上に、現場での実績を上げています。

絵画の真贋を見抜く「優秀な画商」を育てるには、
生まれてから「本物」だけを、見続けさせることが、最も良い方法である。

以前の記事にも、このように書きました通りです。
http://sousai-keiei.com/nakanishi/blog/2013/06/16/

彼は、入社以来、
多くの繁盛葬儀社を、私のそばでコンサルティングし、
優秀な中小企業経営者と、接してきました。

ですから、
こんな場所に、こんなホールを建てる・・・とか、
当たるチラシ・看板の作り方・・・とか、
こんな組織と社員が、売上を作る・・・とか、
儲けている経営者の習性・・・とか。
普通の人が、ちょっと体験できない
「繁盛店の常識」が、すべての基準となっているのです。



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