上げざるを得ない・・・葬儀社の人件費
最低賃金が、また上がることが確定。
そんな新聞記事が出ていました。
しかも、
これから毎年・毎年10円以上、上げてゆく前提だそうです。
ただでさえ、
円安で輸出を主体とする大手企業が潤い、
求人を増やしているため、
葬祭業界には、非常に、人が集まりにくくなっています。
追い打ちをかけるように、政府の「最低賃金の引き上げ」政策。
つまり、募集広告に表示する「時給」「月給」は高くせざるを得なくなり、
それに伴い既存スタッフの人件費、
さらに保険等の諸経費も上げざるを得ない。。。という状況が起こってきます。
個人的意見として、
この「最低賃金」には、多くの問題点があるんじゃないかなーと考えています。
たとえば、「県単位」ということが、現実に即していない。
ご支援先エリアでの一例を挙げれば・・・現在、千葉県の最低時給は777円。
(ちなみに、24年の時点から21円も上昇しています。)
しかし・・・
千葉市や浦安市、船橋市等ならまだしも、
房総半島の端っこの、鴨川市や銚子市、東金市・・・といった田舎型の町までも、
すべて一律777円となっているのです。
以前から、あまりにも、乱暴な決定方法ではないか・・・と思っています。
しかしながら、
もはや、この枠組みの中で、スタッフを集めてゆかなければなりません。
結論的には、
時給を上げても、利益が残る体質を作り上げることが、
方法論としての王道だと思います。