top > 2014年 > 7月 > 17日


「良心的な葬儀社」なのに、売上が少ない・・・その訳とは?

隠れ家酒場で、ご飯を食べる。。。
酒は飲まずに、ノンアルコール・果物飲料を飲む。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(飲めないけど・・酒場)
コートのポケットに、
ウイスキーの小瓶を忍ばせ、
グビッと、飲み干しながら、コンサルティング・・・。

そんな破天荒なコンサルタントに憧れるのですが、
自分には、どうもできません。

今日は、「酔いどれ・気分」の
どうでもいい経営談義に、お付き合いくださいませ。

「いい人が、良心的な葬儀をしている」
そんな葬儀社の売上が、意外と少ない。

「悪いヤツが、ボッタクリ葬儀をしている」
そんな葬儀社の売上のほうが、勝っている。。。

これは、
葬祭業界に限らず、
他の業界でも、よくある話。

なぜ、そうなるのか?
その理由を、ナナメから切ってみたいと思います。

売上とは、
第一に、経営者の「戦略」。
第二が、顧客の「満足」。

お客様の「満足」が、最初にあるのではなく、
経営者の「戦略」が、最初にある理由。

それは、
お客様からの「初回注文」を如何に得るか?
ということに関しては、
商品の「満足度」とは、無関係だからです。

たとえば、
いくら味の良い飲食店でも、
まず「お店に入ってみよう」と感じてもらわなければ、
「美味しかった!」という「満足」は、発生しないのです。

ですから、
お客様との「ファースト・コンタクト=初めての接触」に限って言えば、
経営者が作った「戦略性」にかかっていて、
「商品内容」とは、関係がないと言えるのです。

どこにホールを作るのか?
どんな特長のホールにするのか?
どんな葬儀を提供するのか?
他社と差別化要素を、何に設定するのか?
どんな販促・営業手段で、会員を集めるのか?
これが「戦略」です。

「戦略とは、会社が儲かる方向を決めること」

 
では、提供する商品が悪くても、売上は成立するのか??

商品に対する「満足度」は、
「リピート注文があるか、ないか」と比例します。

商品に、お客様が満足すれば、リピート注文が入ってきます。

そして、リピート注文が多いほど、売上=経営は安定します。
リピートの少ない会社は、常に危険がつきまといます。

流行っていたのに、すぐに潰れてしまう会社や、お店には、
「リピート注文」が、入っていなかった。という原因があります。

売上とは、
「初回注文」を、如何に増やすか =戦略性
「リピート注文」を、如何に増やすか =商品満足度
この2つの要素からできているのです。



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