「良心的な葬儀社」なのに、売上が少ない・・・その訳とは?
隠れ家酒場で、ご飯を食べる。。。
酒は飲まずに、ノンアルコール・果物飲料を飲む。
コートのポケットに、
ウイスキーの小瓶を忍ばせ、
グビッと、飲み干しながら、コンサルティング・・・。
そんな破天荒なコンサルタントに憧れるのですが、
自分には、どうもできません。
今日は、「酔いどれ・気分」の
どうでもいい経営談義に、お付き合いくださいませ。
「いい人が、良心的な葬儀をしている」
そんな葬儀社の売上が、意外と少ない。
「悪いヤツが、ボッタクリ葬儀をしている」
そんな葬儀社の売上のほうが、勝っている。。。
これは、
葬祭業界に限らず、
他の業界でも、よくある話。
なぜ、そうなるのか?
その理由を、ナナメから切ってみたいと思います。
売上とは、
第一に、経営者の「戦略」。
第二が、顧客の「満足」。
お客様の「満足」が、最初にあるのではなく、
経営者の「戦略」が、最初にある理由。
それは、
お客様からの「初回注文」を如何に得るか?
ということに関しては、
商品の「満足度」とは、無関係だからです。
たとえば、
いくら味の良い飲食店でも、
まず「お店に入ってみよう」と感じてもらわなければ、
「美味しかった!」という「満足」は、発生しないのです。
ですから、
お客様との「ファースト・コンタクト=初めての接触」に限って言えば、
経営者が作った「戦略性」にかかっていて、
「商品内容」とは、関係がないと言えるのです。
どこにホールを作るのか?
どんな特長のホールにするのか?
どんな葬儀を提供するのか?
他社と差別化要素を、何に設定するのか?
どんな販促・営業手段で、会員を集めるのか?
これが「戦略」です。
「戦略とは、会社が儲かる方向を決めること」
では、提供する商品が悪くても、売上は成立するのか??
商品に対する「満足度」は、
「リピート注文があるか、ないか」と比例します。
商品に、お客様が満足すれば、リピート注文が入ってきます。
そして、リピート注文が多いほど、売上=経営は安定します。
リピートの少ない会社は、常に危険がつきまといます。
流行っていたのに、すぐに潰れてしまう会社や、お店には、
「リピート注文」が、入っていなかった。という原因があります。
売上とは、
「初回注文」を、如何に増やすか =戦略性
「リピート注文」を、如何に増やすか =商品満足度
この2つの要素からできているのです。