2014年1月26日 8:45
ご支援先の葬祭会館の屋根に、つらら。
青空とのコントラストが、とてもキレイです。
そして、館内には、薪ストーブ。
ぱちぱちと心地よい音を、響かせながら。
じーっと火を見ていると、なぜか、心が落ち着きます。
原始時代からのDNAでしょうか?
火を使用することは、人類の最大の特徴です。
人間以外の生物は、火を怖がります。
恐ろしい、でも近づいてみたいという好奇心。
ここから、人類は発展したのだろうな。。
猛獣から身を守り、
料理に使い、灯りをとり、暖をとり、
エネルギーに変えて、文明を発展させてきました。
理屈じゃなく、自然に反応してしまうDNA。
人の本能や、五感を刺激する演出・・・
葬祭業界でも、積極的に活用してゆくといいでしょうね!
2014年1月21日 21:38
今から20年前、
大学を卒業して、船井総合研究所に入社したときの出来事です。
全社の新年会を兼ねた内定者研修で、
総務の取締役が、私たちに課題を出しました。
「新年会の立食懇親会で、船井総研の社員に挨拶し、たくさんの名刺をもらってきなさい」
「集めた数を、後ほど発表してもらいます」
きっと22歳の当時から、偏屈者だったのでしょう。
「コンサルタントになりたい者に、これって必要なのか?何の意味があるんだ?」と。
でも一方で、同期の仲間たちには負けたくないという面もあり、、、
一計を案じました。
よし!
船井幸雄会長の名刺だけをもらおう!
たぶん、誰も会長には、近づかないだろう。
そして「僕は、この1枚です」と、あの役員に出してやろう・・・。
「名刺をください!」
勇気を出して、船井幸雄会長の席に近づき、こうお願いしました。
ニコニコと、あの笑顔で
こんな生意気な若者に、丁寧に、名刺を渡してくれました。
どんな人にも変わらぬ対応で。
そのとき、何を話したか、まったく覚えていません。
優しい人だなあ・・・と、思いながらも、
目の鋭い輝きに「百戦錬磨」を感じさせる威圧感があったことを
鮮明に覚えています。
ほぼ100%、船井会長は、私の名前すら覚えてはおられないことでしょう。
雲の上の存在とは、まさにこのこと。
500名以上在籍するの社員の一人として、
月に一度の講話を聞くくらいの関係しかありませんでした。
入社2年目の6月の蒸し暑い朝、、、
徹夜の仕事明けで、会社のトイレの洗面台に水を入れて、
頭を洗っていると、ふいに船井会長が、入ってきたことがあります。
びっくりした表情で一見して、
「おつかれさん」
と、声をかけていただき、隣で、淡々と用を足しておられました。
個人的に接触したのは、この2回きりです。
あとは、たまにエレベーターで一緒になって、嬉しい気持ちになることくらい。
席に戻ったら、即、自慢です。
「おい!さっき、エレベーターで会長と一緒になったぞ!、
どうや、俺からも、ついてるオーラが出てるやろ~」と。
1月19日、
船井総研の創業者である、船井幸雄氏が、
永久の眠りにつかれました。
今の自分の土台となるものを作っていただいたことに、
感謝してもしきれません。
今でも、理想とするコンサル会社としての在り方は、
諸先輩方の話に聞き、
私が入社当時には、まだまだ、その空気感が色濃く残っていた、創業当時の船井総研。
予算なんて、ない。青天井。
好きなだけ働いて、好きなだけ給料を稼げばいい。自分で給料は決めるもの。
ルールは作らないほうがいい。管理もしないほうがいい。
「ケンカの船井」と評判がたつほど、競争にめっぽう強い。
「船井が味方についたらしい」との情報だけで、クライアントのライバル会社は、恐れていた。
一芸に秀でた個性あふれるコンサルタントが
バリバリ仕事をして、クライアントの業績を上げる。自立したプロの集団。。。
ちなみに、船井総合研究所とは、後から変更したもの。
船井幸雄会長が、創業したときは「日本マーケティングセンター」という社名でした。
法務局に登記のために出向いた社員に、電話で指示しながら、決めたそうです。
「わかりやすくて、大きな名前が良い」と。
3年前に創業した当社「日本売上アップ研究所」という社名は、
そんなところにも、影響を受けています。
師と呼ぶには、あまりにも遠い存在。
しかし、その御恩に報いるためには、コンサルタントとして
ひたすらに進むべき道を歩み、果たすべき役割を果たすことしかありません。
青く凛とした冬の空を見上げ、感謝の念とともに、そう心に誓います。
ありがとうございました。
2014年1月18日 23:33
こんなことを、言われることが多くなりました。
うれしいような、恥ずかしいような・・・
そっと、見ておいてくださいね。
「勉強になります!」(・・・ホントですか~・こんなのでスミマセン!)とか、
「面白い話が、気に入ってます」という、あったかな声。
「業界の他のコンサルさんのブログと読み比べてみて、
中西さんに依頼するのが一番、業績が上がりそうな雰囲気がしました」と、
ダイレクトに経営支援契約のご依頼になることもあります。
それなのに、それなのに。。
「何食べたブログ」です。すみません。
お気に入りのラーメン屋さん特集!!(大阪版)
こってり濃厚な鶏スープが名物のお店。
こちら、醤油にこだわるラーメンの名店!
某コンサルティング先にて・・・
社長:「おかげさまで、ここのところ業績が上向いてきたので、
お昼ご飯は、寿司会席にでも行きましょうか、生魚は食べれますか?」
中西:「いやいや、社長、お気遣いなく・・・」
社長の奥様:後ろから、そっと小さな声で
「ちょっと、あなた!中西さんは、ラーメンが好物なのよ、ほら、ブログで・・・」
社長:「お~、そうか!最近できた美味しいラーメン屋さんにお連れしますよ!」
中西:(え・・・・、ああ・・・・。す、寿司会席・・が・・・・。。。)
このようなブログ効果も、ございます(涙)
また、真面目なブログも書きますので、
お付き合いくださいませ。
それでは!
2014年1月15日 8:59
コンサルティング先の葬儀社様に向かう駅で、
「ゆるきゃら」の集団に、遭遇。
彼らも朝から「仕事先」へと向かっていました。
係員に手を引かれて。
淡々と。。。。(笑)
♪♪
ドナドナ
ドーナ~ドーナ~♪
おーーーい!
仕事場へ向かうときも、キャラを出そうぜ!!
ステージ上だけが、仕事場ちゃうで~。
見られているときは、ずっーと仕事やで。
ギャップが楽しいから、
個人的には、これはこれで、好きやけどね♪♪
中には、市の職員が入ってるんだろうな~。
オッサンかな~。
新人かな~。
ゆるきゃらも、これだけ競争激化してくれば、
問題は、外見のデザインがかわいい、かわいくないだけの話じゃなく、
中に入っている人の動きも、問題になると思います。
2014年1月12日 10:57
寺山修司さんの本は、
才能がほとばしりすぎて、読むのがとっても難しい。。
だから、就寝前に読むと、簡単に眠りに落ちてしまいます!
彼の文章を読むために、片手に辞書は必須。
そして、さらに別の本を読んだりしないと、理解できません。
簡単に、まとめられている例を、ご紹介します。
アメリカの研究者が提唱している「3つの幸福の条件」。
1)人との交わり =言葉の通り、社会との関わり。
2)親切心 =誰かに親切にする、される。
3)ここにいること =目前のことに集中できる環境にいること。
宝くじに当選したお金持ちが、
その後、必ずしも幸せとなっていないという統計があることは、有名な話。。として、
お金や地位は、幸福を決定づけるものではない。。と結んでいます。
しかし、「幸福」の対極である「不幸」については、どうでしょうか?
同時に、対極を考えるべきではないでしょうか。
お金と「幸福・不幸」の関係性について、
私はこう思います。
「お金があるから、幸福であるとは言えない。
しかし、お金があれば、一定の不幸を排除することはできる」
「幸福」を、生み出し
「不幸」を、排除できる。
そんな葬儀社を、作ってゆきましょう!
2014年1月9日 10:56
数年前、後輩に「将来の夢は何?」と質問したら、
「とっても、幸せになりたいんです」という答えが返ってきました。
あら、あら・・・(笑)
育ちのレベルの違いか、世代間ギャップというものか・・・。
それを、きちんと真面目に考えて・・・こう答えました。
「幸せって、絶対的なものは、ないと思うぞ。
幸せ感じゃない?“感”を大事にすればどうやろ??
ご飯が食べれるとか、海がキレイとか、友達がいるとか」
「俺は、自分以外の人が、
自分の多少の存在によって幸せにできたとき、幸せを感じる。
勝手な自己満足だけど。
幸せって“なる”ものじゃなく、誰かをそう“する”ことじゃない?」
この質問に遭遇するまで「幸せ」について、考えもしなかったし、
それは、幼稚で、他人を操作する言語だと思っていました。
ある意味、とても、新鮮な問題提起でした。
昭和の鬼才・寺山修司も「幸福論」の冒頭で、こう切り出しています。
↓↓
幸福という言葉を口にするのは、何か気恥ずかしいものがある。
それは、青春前期の少年少女の用語であって、人生が始まってしまってからは、
もはや、口にすべきものではないと思われてきたからである。
・・・・
幸福の相場を下落させているのは、幸福という言葉を軽蔑している、
私たち自身にほかならないのである。
↑↑
みなさんの「幸福」とは、何でしょうか?
2014年1月5日 11:43
年末は、素晴らしいお歳暮やバースデープレゼントをいただきました!
取引先が全国に及びますので、
その土地の美味しいものや、その方のセンスが垣間見えるものをお送りいただいています。
本当に感謝です!ありがとうございます。
プレゼントをもらったときの「喜びの言葉」について、
ご支援先の経営者様から聞いた話を、忘れないうちに、書き留めておきます。
ご支援先の会社のあるスタッフが、寿退社の挨拶のため、
お礼のプレゼントを持参して出社したそうです。
そのプレゼントを手渡すとき、
「わーい、ありがとう!」これが、普通の社員さんの反応。
その会社で、毎年、安定的に営業成績の良いエース・営業マンの反応は、こうです。
「このプレゼント、買うために行列に並んだんじゃないですか?
大変だったでしょ?ありがとうございます。」
こうゆう一言が、さっと、自然に出てくるらしい。
商品を目の前にしたとき、
その商品を選ぶ風景や、購入の過程まで、想像することのできる人、
思いを馳せ、洞察することができる人。。。
普段の営業活動も、きっとそうなのでしょう。
我々、こうゆうことができない人間には、
日々の訓練が必要です。
商品に限らず、全ての事象の「裏側」や「過程」を洞察してみる。
きっと、仕事=人生が豊かになるはずです。
2014年1月3日 13:23
あけましておめでとうございます!
今年も、どうぞよろしくお願いいたします。
今年のNHK大河ドラマの主人公「黒田官兵衛」。
彼は、
私が、経営コンサルタントという職業を志した原点なのです。
私の出身地と、官兵衛の出身地は、本当にご近所。
普通電車に乗って3駅・10分の距離。
歴史少年にとって、
豊臣秀吉の天下取りを助けた軍師・黒田官兵衛が、
自分の近所の出身である・・・ということ。
そして、一般的には、その人物はあまり知られていない・・・
そんなことが、胸に秘めた誇りでもあったのです。
高校時代、司馬遼太郎さんの「播磨灘物語」を読み、
本格的に、官兵衛の一生の詳細を知ることとなります。
その戦略・戦術眼の素晴らしさは、もちろんのこと、
出処進退の潔さ、
関ヶ原の戦いのとき、わずか数日で、九州のほとんどを制圧したほど、
実際に戦っても、強かったという点に、憧れているのです。
単に「言うだけ」の軍師じゃない、戦っても、無類の強さを発揮する。
しかも、私心的欲望が少ない、高潔な人物である。。。
今の軍師ともいえる仕事、経営コンサルタント。
同郷の先人に負けないよう、
主君たるクライアント様を、
確実に天下取りに導く存在となりたいと思います。
重ねまして、
本年も、よろしくお願いします。