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葬祭業界セミナーご報告(トップとNO2が2人で講演する勉強会)

「葬祭業 地域一番化経営倶楽部」の第7回目となる例会(東京会場)が、
先日、28日(金)開催されました。

今回は、ゲスト講師に、ご支援先である千葉県の「柏斎苑」の
小林社長と辻井部長のお二人をお招きしての開催です。

恐らく葬祭業界では初となる「トップとナンバー2が、二人同時に講演する」勉強会となりました。

スタッフ数が、6名を超えてくると、
社風やマネジメント、つまりスタッフの雰囲気=お客様へのサービス力、
さらなる年商規模の飛躍のためのカギは、優秀なナンバー2の存在となります。

かつてないほどの、実務的かつ情熱的な、勉強会となりました!!

社長以下、複数名でご参加いただいた葬儀社様、
幹部ご自身が、勉強に来られた葬儀社様に、数多くご出席いただきました。

たくさんの「儲かるヒント」を、共に学びました。

講演会の模様は、DVDでも販売されます。
まもなく、ホームページにアップされますので、チェックしておいてくださいませ。

実は・・・
葬祭業界以外の知り合い(地元の経営者仲間や、異業種の支援先)からも、
「DVDになったら、買いたい!」という声をいただいています。

一生付き合える「右腕の育成・存在」は、
古今東西、業種を問わず、共通の繁栄の原則なのですね。



葬祭コンサルタントのアレルギー・・「感謝」と「人間性」

「感謝の気持ちを!」「感謝しよう!」

実は、この「感謝」という言葉に、ずーっとアレルギーがあったのです。
なぜか、、、好きになれない言葉なんです。
言われるのも嫌だから、自分が発することも、滅多にない言葉。
(性格、悪いですよね・・・)

その理由が、やっと判明しました。
「感謝」は「結果」の押し付けである・・・ということだったのです。

つまり、感謝する・感謝されるには、「原因」がある。
その原因を、すっ飛ばして「感謝しろ」「感謝の気持ちが足りない」と強要されると、カチン!と来ていたわけです。

「困っていたところを、助けてくれたから」
「当たり前と思っていたことが、大変なことだから」
「目立たないところで、頑張ってくれた人がいたから」
こんな「原因」を伝えてくれれば、感謝という言葉も、すーっと受け入れることができるのです。

  
同じように「人間性」という言葉にも、アレルギーを感じていました。

「人間性を高めなさい」「人間性マーケティングの時代」と言われると、
「じゃあ、あんたの人間性を、今ここに見せてみろ。目に見えないものは信じない。」
「俺の知っている人間性の高い人が、他人に人間性を語るのを見たことがない、
 他人に人間性を強要するのは、人間性の低い人間のやることだ。」なんて、やり返していました。

これも、同じ論理ですね。

経営者や幹部は、使いやすい言葉です。
「感謝」とか「人間性」。。。
ペラペラ上っ面スタッフか、あなたよりも器の大きいスタッフは、ハイハイと素直に聞いてるふりをしています。
気骨あるスタッフを戦力にしたいなら、、、使い方に気をつけましょう。



お蔵入り・・・コンサルティングのボツネタ「メモ」披露します

ある通信販売会社のご支援先で。。。
TELアポインター・スタッフへの支援を行うために考えていた10箇条メモ。

でも、、、他に解決すべき問題が多くて、ここまで行き着きませんでした。
コンサルティングの現場では、しばしば起こることです。
準備した「理想」だけではなく、その場で起こる「現実」にも対応しなければなりません。

当分、使うことはないので、、、ブログに公開しておきます。
業界は違えども、大切なことは同じですね。

  
①お客様の「名前」を呼んで接客する。
 名前を呼び掛けることは、仲良くなるための最短距離。

②元気な声であいさつ、返事すると、相手は気持ち良くなる、売れる。
 電話口では、顏が見えなくても「笑顔」!

③約束を守る、嘘をつかない。そうすると信頼されて、売れる。

④クレームには相手の気持ちを汲んで、とにかく素直に謝る。
 お客様に何がベストかを必死で考える。雨降って地固まる。

⑤おすすめ品を断られた場合でも「また、いつでもお声かけくださいませ!」と明るく親切に対応。
 次に注文してくれる土壌を作る。

⑥買ってくれるところばかりでなく、たまに「ご無沙汰客」にも「お元気ですか?」と、電話してみる。
 お客様への無関心は「悪」である。

⑦新規顧客開拓は、面倒でも絶対に行う。既存客ばかりでは、どんどん先細りしてゆく。
 収穫ばかりでは、食べてゆけなくなる。土を耕し、種を植えよう。

⑧お客様が希望する品物がない場合も、似たような商品をおすすめする。
 使用目的を聞いて、一緒に代替品を考える。必ず何か買ってもらえれば、スランプに陥ることを防げる。

⑨注文の個数は、本当に1個で良いか?確認を。この機会にもう1個。。。をおすすめする。

⑩初めてのお客様には、商品到着のころ、電話で満足度確認。1回だけのお客様を100回客に育てよう!



葬祭業・経営勉強会「トップとナンバー2が、2人で講演するセミナー」

全国の有力葬儀社様が加盟する「葬祭業・地域一番化経営倶楽部」の
9月度の例会が、9月28日(金)東京にて開催されます。

今回の勉強会では、コンサルティング先の千葉県「柏斎苑」の小林社長と辻井部長に、
ゲスト講師として、お話しいただきます。

創業から15年間で、施行件数400件という右肩上がりの成長葬儀社であることは、もちろん、
スタッフの皆さんが、プロ意識を持って、イキイキと働き、
リピート率が30%以上という、高い顧客満足度を誇っている点もみどころです。

柏斎苑さんの業績向上のポイントは、
日本売上アップ研究所流のマーケティング手法の実践だけにあるのではなく、
この「社風づくり」にも、秘訣がある!!と確信しています。

小さな会社の「社風」を作るもの・・・それは、ナンバー2の存在です。
どんな心構えで、どんな仕事をしているのか??

成長を志す全国のナンバー2、幹部の皆さん。
心強いナンバー2を育成したい経営者様。
に、是非とも聞いてもらいたい内容です。

私の知る限り、葬祭業界では初となる「トップとナンバー2が、一緒に講演するセミナー」
詳細はこちらをご覧くださいませ。



落とされたら終わりやん。。

男旅レポートの続き・・・

小学4年の「並みはずれた弱虫君」には、刺激が強すぎるかな・・・、
でも、アニメとゲームに犯されつつある脳ミソに、「現実」を叩き込まなければ!!と、
迷った末、「平和記念館」に連れてゆきました。

館内には、原爆の凄惨でリアルな記録の数々。。。相当のショックを受けたようです。

記念館を出て、
「おい、どうやった?」と声をかけると、
「これ・・、落とされたら終わりやん・・・」との返事。

なかなか、スジがいい回答じゃないか!!

「かわいそう」とか「ひどいことをする」「戦争は駄目だ」という、
自分の存在を外に置いた立場から、批評する「外在的批判」よりもレベルの高い、
自分の存在を内に置いた立場からの発言「内在的批判」だったことに、「ちゃんと育ってくれているなあ」と実感しました。

    
それじゃ「落とされないようにするためには、どうするか?」を、男同士で考えよう。
世界の核兵器とパワーバランス、戦争、原子力発電のこと。
そして、これを、学校での友人関係の持ち方にも当てはめて。
我ながら、ナイスな議論だったけど・・・忘れてるだろうな~。

「カメカメハー!」とかしたら、とんでもないことになるんやぞ!!
ドラゴンボールを何個集めても、人間は生き返らないんやぞ!
それだけ、わかってくれてたら、まあいいや。



「男旅」しよう!

「反町隆史」というイメージに憧れ、
モロ影響された「男旅」企画。

8月の終わり、スケジュールの合間を見つけ、広島へ日帰り強行軍。

「宮島・厳島神社」→「大和ミュージアム」→「原爆ドーム・平和記念館」→「広島焼き」という
完全にオッサンの慰安旅行コースとなりました!!

歴史・地理の話、戦い方と平和の話、友達の話、、、。

誰にも邪魔されずに、男だけの時間を持つことは、
普段、あまりないので、良い機会かな~と思います。

仕事がいっぱい貯まっているなか、休みをくれたスタッフに感謝です!!

宮島の半野生の鹿です。

TOYOTAボクシーの「男旅」サイト・・・紹介します。カッコイイですね!!http://toyota.vo.llnwd.net/e1/toyota/voxy/

 

 



ナカニシさんって、女の人ですか?

「社長!! ナカニシさんって、女の人なんですか?」

この夏から、ご支援がスタートした会社で、
スタッフさんから、社長に、こんな質問があったそうです。

社長が、怪しげな社名のコンサルタントを入れたことは、知っている。
でも、まだ直接会ったことがないナカニシ。。。
私が社長宛に送った、手書きの「チラシ原案」と「店舗リニューアル案」を、のぞき見て、そう思ったそうです。

理由は・・・「原稿の筆跡が、丸文字でかわいい」から。

確かに、私の字は、野蛮なヒゲ・オヤジが書くとは思えない文字かもしれません。

実は、これ、職業病みたいなものなんです。

チラシは通常、私が手書きで原稿作成して、それを印刷会社のデザイナーさんが、カタチにしてくれます。
私の「手書き原案」が、荒っぽいと荒っぽく仕上がってくる。
達筆に書くと、達筆な雰囲気。カッチリ書くと、カッチリな雰囲気に仕上がってくるのです。

印刷会社に「もっと、親しみやすく、女性客が来やすい雰囲気に!」と要望するよりも、
まず、自分の手書き原案を、
希望する雰囲気で作ったほうが、手っ取り早い・・・このことに気づいてから、
字が自然と、女の子が書くみたいな丸文字になってきたのです。

自分の相手に対する態度が、そのまま相手の自分に対する態度として返ってくる。。。
いわゆる「鏡の原理」の応用版ですね。

      
でも、コンサルタントのオネエ系って・・・本当にマーケットあるかも!
「どんだけー」「言うよね~」「ナニよ、あの女!!」って、女子社員教育。

よし、募集します!!
思い当たる方、「ワタシ、オネエなんですけど・・・」と、お気軽にご連絡くださいませ!


入社祝いに、我社のイケメン社員を差し出します(笑)。。。どうぞ、お召し上がりくださいませ。



出来ない理由を探しません!ご支援先の額縁に。。。

ご支援先に、掲げられている額縁。
10年前、私がこの会社のスタッフの皆さんにお伝えした言葉を、
社長が「額縁化」してくれたものです。

「その日は、出勤できません」だけでなく
「でも、この日の何時~なら出勤できます。別のこの日なら出勤できます」

「その商品は売れません」だけでなく
「こんな方法なら、売れるかもしれません」

「これは、無理!」
「その理由は、こうこうだから・・・」これが「出来ない理由」探しの名人。
「難しいけど、こうすればイケるかも・・・」これが「出来る理由」探しの名人。

どちらの名人が、ハッピーになり、どちらの名人が、不幸になるか・・・。
それは、言うまでもないこと。
生きる、仕事をするうえでの、永遠の原則です。

しかし、この言葉。若かったなあ・・・。
なんだか、「上から目線」で、押し付けがましい、
如何にもコンサルタントが言いそうな言葉ですよね。

今の私なら、
「そうかそうか~、難しい理由は、よーくわかった。で、どうしよっか?」
こんな感じですかね。

今の額縁、書き換えてもらおうかな。。。



オバタリアン予備軍団vs葬祭コンサルタント

(先日のブログのつづきです)

「全体のために、己を犠牲にした店員さんへの敬意」
「大和撫子が、絶滅する・・・という危機感」
「大人をなめるなよ~という、ちょっぴり残っていた正義感」
席を立つとき、彼女たちに、自然と声をかけていました。

「おい!オマエら!!」  (→ ギョッとしてから「ビックリしたー」と笑い)
「お姉さんに、注意されたんやろ?」  (→ はい・・・)
「帰るんか?注文するんか?どっちや?」 (→ 注文します。)
「すぐ注文しろ。まず、ごめんなさいって、謝るんやぞ!」「できるか?」 (→ 一人ずつ確認。)
「お金は?あるんか?」  (→ あります)

注文するところまで、見ておいてやろうか・・・とも思いましたが、
ここは、彼女たちを信じることにして、立ち去りました。

この場合、私が果たした役割は、
コンサルティングと同じ「介入し、双方を良い方向に向かわせる、第三者」です。

間違った常識の人がいて、
それを、正しい常識に戻そうとする人がいる。
しかし、間違った常識は、正しい常識の「正論」を、容易に受け入れることができない。

ここで、第三者が介入し、間違った常識に、直接作用で働きかける。
それでようやく、間違った常識が、矯正され始める。

「あ、ワタシが言っときますよ!」「それ、ワタシが、やりますよ!」

第三者には「評論する人」と「介入する人」そして「傍観する人」の3パターンがあります。
現場改善するには、単なる評論家的・傍観者的な第三者ではなく、このように介入する第三者の存在が必要です。

自社内に、こうゆう役割を果たしてくれる人がいると、本当に良い会社になります。
純粋な第三者であるコンサルタントの役割のひとつでもあります。

小さなオバタリアン事件の場合、
私が、店員さんに「あの子ら、注意されたのに、まだ居座ってますよー」と、報告しても、
店員さんのストレスがたまるだけ。これが、評論家的第三者。
そんなこと、店員さんは、見ればわかっているし、もう十分指摘もしている、、、
そのうえ、周りからまだ足りない!と言われる。
もう一回、オバタリアン予備軍にアタックしたところで、結果は同じ。

介入する第三者に必要なこと・・・
それは、、「愛」です。「今よりも、良くなって欲しい」という。

その後・・・・
マックのお姉さんは、後を追ってきて、無料クーポンをくれました。
女子中学生は、「な~に?あの汚いヒゲのオヤジぃー。でも、ちょっと竹野内に似てたかも~。」

上記2点、もちろんワタシの妄想!!



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