2012年7月28日 10:00
20代~30代が集まった若手スタッフ勉強会にて、
「自分は父親を超えたか?」という質問に対して、
「超えた」 ・・・0名
「一部超えた」 ・・・2名
「超えていない」・・・6名
こんな結果でした。
意外に思った私は、不遜な男か???
特に男性スタッフに対しては「え!?そんなのでいいの??」と。
男は、子供のときから「なんとか父親を超えたい」と必死でもがき、戦い、成長してゆくものと認識していたからです。
意地でも「一部超えた」と言う人が、もっといるのでは?と思っていました。
プロフィール・アンケートの「尊敬する人」の欄に
「両親」と書く若者が増えている・・・という記事を読んだことがありますが、
このことと無関係ではないように思います。
自分が、両親から肉体・環境ともに大きなベースとなるものを受け継ぎ、感謝し育つことは、もちろん大前提として、
さらに、その殻を破ろうとして、努力をするわけです。
外部から色んな価値観をとりこみ、自己を形成してゆくのです。
部下と上司の関係も、後輩と先輩の関係も、
そして、自社とライバル会社との関係も、
共通項として重なる部分と、そうではない「差異」を見つけることが、
世に認められる(=マーケティング)の第一歩なのです。
2012年7月26日 7:49
暑い日が続きます。
お元気でお過ごしでしょうか?
ご支援先のホールに「家族葬兼親族控室」が、誕生しました。
6月のブログでご紹介した「和室リニューアルの4種の神器」を備え、
さらにフローリングの洋間とも連動させた空間です。
ちょっとしたお庭もあります。
この葬儀会社のスタッフさんが、手作りで仕上げた庭です!
もはや「プロの業」と言える出来栄えです。
大きなお葬式の控室としても、使用可能ですし、
小規模のお葬式も、効率的にできるようになっています。
一般のホール見学のお客様から
「わー、この部屋いいですね。」
「これくらいが、ちょうどいいね!!」
「ここで、十分、十分。。」こんな声が聞こえてきます。
「惹きつける力」を、商圏ナンバーワンになるように、作りました。
企画・設計段階から関わってきた案件なので、
この後の売上アップのための「販売促進」や「受注ステップ」も、
ばっちりイメージできています。
社長からは、私とスタッフさんに
昨年よりも年間5000万円の上積み指令が出ていますが・・・
きっと達成させてみせましょう!
2012年7月21日 9:59
今、オーダー家具の職人をしている高校時代のバスケ部の友人に、
新事務所の内装工事をしてもらっています。
いよいよ完成間近に!!
彼は、兵庫県下で三位の強豪・平岡中学のバスケット選手だった。
俺は、市内でいつも三位のそこそこ・神吉中学の選手。平岡中学には一度も勝てなかった。
加古川東高校のバスケ部に入ると、彼がいた。
2人とも、身長は185cm、ポジションは、同じセンター。
彼は、当然のように1年生のときからベンチ入り。
俺は、高校2年のときから、一緒に試合に出るようになった。
彼は「右のセンター」。俺は「左のセンター」。
いわゆる、同じポジションの「コンビ」。
彼は、スマートにススッと相手を抜いて、サッと高さでシュートを決める静かで寡黙なエース。
俺は、泥臭く、ガツン!ドカン!と相手に当たって、何が何でも・・・の気合と勢いタイプ。
いつも、試合の得点スコアを競っていた。
相手チームのエースは、「お前がマークしろよ・笑」と、彼に任せて、
俺は、相手の弱いほうのセンターを相手に、シュートを決めまくる。
異変に気付いた相手エースが、俺にマークを変更すると、
今度は、彼のほうが得点を決めまくる。これが必勝のパターンだった。
俺がシュートを外しても、彼がリバウンドをとってくれる。
ここにパスすれば、必ず彼がいる。もし、相手に抜かれても、彼がブロックしてくれる。
逆は・・・できていただろうか? たぶん、それほどできていなかっただろう。
でも「体を張って止めてやる!」という気概だけはあった。
特に、仲が良かったわけじゃない。
高校卒業以来、まともに話したことも、ほとんどない。
連絡先もわからない。
でも、体と体をぶつけ合い、
「勝つ」という目標を目指し、汗を流し練習したチームメイトは
どれだけ時間が経って、言葉少なくても、伝わるものがある。
事務所の内装を考えるとき、
「フツーの会社みたいなキレイな事務所にしたくない・・・」
「木目調で、ちょっとゴチャゴチャしていて、レトロな感じ・・・」
「自由とユーモアと仕事を愛するヤツらが、集まる場所・・・」
イメージが断片的で、思考がバラバラだった俺に、
彼が一言、
「中西は、パリの探偵事務所みたいにしたいんやろ?」
「そう、ドンピシャ。それ!!」
20年以上前のコート上のプレイと、何も変わらない
「そう!そこや!!」という絶妙のツボと信頼感。
こうゆう友達を、なんと呼ぶのだろうか?
「友人」よりも、かなり深い。
「親友」とか「心友」というほど、ベタベタ感がない。嘘臭くない。
「悪友」?、、、いや、それはもっと悪いヤツが他にいる・笑
「戦友」?「信友」と呼ぶべきか。。。
こうして「仕事」で、また関わることができたことに感謝するとともに、
成長した彼に、関わるにふさわしい立派な人間であり続けたい!!
ライバルの「腕の良さ」を目の当たりにして、そう感じるのでした。
2012年7月16日 7:14
プロジェクト進行中、、、岐阜県のご支援先へのご訪問。
おおっ、あれに見えるは・・・歴史好きには、たまらない「墨俣城」!!!
※行ってみたいのは、ヤマヤマも・・・
支援中につき、そうはいきません(涙)。遠景でガマンです!!
織田信長軍の「中途入社の平社員」だった、木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)が、
美濃の斉藤氏との戦いで、戦略上の要地であった川の中州「すのまた」の地に、
「一夜にして城を築いた」という伝説のお城です。
織田軍の「幹部社員」柴田勝家や佐久間信盛が、信長から築城を命じられるも、
斎藤軍の執拗な攻撃の前に、完成できなかったものを、
秀吉が「私にやらせてください」と願い出て、
築城したものと言われています。
親交の深かった蜂須賀小六ら、野武士たちの協力を得つつ、
上流で木を伐り、築城の模擬訓練を行い、
壁は遠目から見てわからぬよう白い布を張り、極めて短期間での築城に成功。
重要拠点を抑え、信長の美濃攻略の足掛かりとなったそうです。
このあとも、秀吉は、朝倉義景軍との戦いに、
浅井長政の裏切りで敗れ、敗走する信長軍の「殿軍(しんがり)」
(・・・退却する軍勢の一番最後の軍隊=敵の追撃を食い止めねばならない、最も危険な仕事)を、
「私にやらせてください」と買って出て、
信長を窮地から無事脱出させ、織田家の「幹部社員」への道を歩みはじめるのです。
人生にも、仕事にも、
「誰かの役に立つこと」で「それ、私がやります!」と、
買って出なければならない場面が、何度かやってきます。
そこをクリアすれば、大きく豊かな次のステージがひらけるのです。
この場面に、気づかず見過ごすのか、気づいてるのにあきらめるのか。
それとも、前に出るのか。
「墨俣城」に思いを馳せる歴史少年(現オッサン)、
地道な「準備」と、一瞬の「決断」の大切さを実感する。。。の巻でした!
2012年7月13日 7:40
そして、この先輩のすごいところが、
単なる「学術論」で終わらないところ。
アンタの「生産力」と「生産関係」は、何や!!!!
大マルクス先生の理論を、
個人の仕事や生き方にも当てはめて実践しようとするわけです。
はっきり言って、すごいです!!「売上アップの叡智」と言ったら言い過ぎかな?
マインドコントロール系・自己啓発セミナーに参加している人には、
負ける気がしません。ずっと楽しく役立ちます。(苦しいですけど)
個人の「生産力」とは、
自分一人でも、目的に向かい突き進もうとする力・何かを達成させようとする力・稼ぐ力
個人の「生産関係」とは、
周りのとの調和を図る力・人間関係を築く力・コミュニケーションをとる力
まず、優先すべきは、個人の「生産力」を高めること。
そして、その次に「生産関係」を整えること。
この優先順位の順番を、逆にとらえる人が多くなればなるほど、
チームや組織の生成と発展はない。
大学生は、大学生なりの「生産力」を発揮せよ!
社長はもちろん、新入社員も、事務スタッフも、自分ができる「生産力」を発揮せよ!
その議論は、「生産力」の話か?「生産関係」の話か?
コンサルティングの軸が、またひとつ増え、
スタッフとともに、グレードアップ完了です!!
2012年7月11日 10:49
先日、先輩が主宰する勉強会で
マルクスの「生産力」と「生産関係」について、わかりやすく教えてもらいました!!
生産力に応じて、それに見合った生産関係(働く人の横のつながり・縦のつながり)がある。
だんだん、生産力が大きくなってくると、その「生産関係」が、適切なものではなくなってくる。
生産力と生産関係にズレが生じると「革命」がおきて、
その組織や、統制の体制がこわされる、、、、これが、マルクス主義の「生産力と生産関係」です。
葬祭業界でも、同じですよね。
1ヶ月で5件施行の「生産力」の葬儀社には、それなりの「生産関係=人同士の和、組織の体制、仕事の流れ」がある。
1ヶ月で50件施行の「生産力」の葬儀社は、それに対応した生産関係で成り立っている。
もっと生産力が大きくなれば、さらに別の生産関係がある。
ずっと同じ「生産関係」を続けることはできない。
生産力に応じて、生産関係が変化してゆきます。
生産力が発展したのに、前と変わらない生産関係では成り立たない。
考えてみれば・・・
年のうち何日間かは、受注が一気に集中し、
否応なしに、生産力を飛躍的に高めねければならないことがあります。
スタッフのみんなが「革命」を起こしそうな気配って、ありますよね。
マルクスは、こんな社会の仕組みを、ずっ~と研究していたんですね。
2012年7月9日 22:14
先週末、就活中の女子大生に
「パッと見、怖い人だと思ってました・・・」と言われました。
(え!!ボク、こんなにタレ目なのに・・・そりゃないよ~)と、ややショックを受け、
少し冷静に、自分を考えるきっかけに。。。
会社のスタッフには、以前から指摘されていたんですが、
「へっ!言ってるだけだろ?」と受け流していました。でも、いよいよ本当のことみたいです。
「大柄で色黒、ヒゲを生やした、見るからに野蛮そうな中年のオッサン」
これからは、世間様から、そう認識されていることを肝に銘じて、生きてゆく所存です。
ところで、、、
支援終わりに、駅の売店で、缶コーヒーを買いました。
できるだけ、爽やかに、威圧感を与えぬよう。。。
売店のお姉様が、愛嬌のある方言で「120円です」
缶コーヒーを渡しながら、「お気をつけて、いってらっしゃいませ!」と言ってくれました。
休憩コーナーで缶コーヒーを飲み、ベンチを離れるときには、
「ありがとうございました!」と(また会いたそうな笑顔で!)
「120円の缶コーヒーは、どこで買っても、すべてが120円ではない。」
このことを理解し、行動できる社長とスタッフがいる会社は、必ず楽しく儲かる、
「どこで買っも120円は、120円でしょ!」そんな会社は、すぐダメになる。
いつも、私がご支援先で言ってることを、
まるで聞いてくれているかのような、素晴らしい対応でした!
こんなスタッフのちょっとした声かけや、売り場づくり、立ち居振る舞いが、
売価120円の缶コーヒーの価値を、200円にも、300円にも、してくれるから、
120円は、どこでも120円ではないんです。
便利な自動販売機とか、安いディスカウントストアとか、豪華なチェーン店とかには、絶対に負けません。
このコーヒーは、ホントに美味しかった!!
お値打ちでした。
2012年7月7日 21:18
先月、「葬祭業・地域一番化経営倶楽部」の2012年度・第二回の例会
「1億円のホールが、1.5億円になる!即効性バツグンな売上アップネタ・30連発」セミナーが、
大阪・東京の2会場で、盛況のうちに終了いたしました。
遠方からも数多くの葬儀社様にお集まりいただきまして、
本当にありがとうございました。感謝いたします。
「へぇー、若い人が多いね~。」と
勉強会に初参加いただいた社長様の、会場に入っての第一声。
思えば、いつの間にか、この勉強会には、
20代・30代・40代の若手後継者の皆さんが集まるようになってきました。
親父さんから実務をまかせられるようになって、
「良い会社をつくろう!」「お客様の支持を集めることのできる会社を作ろう!」と前向きに仕事をしている
仲間の存在は、とても刺激になると思います。
「よし、俺もやってやろう!」
このセミナーの内容を現場で実践していただいて、
より多くのお客様、仲間を幸せにしていただくことを願っています。
まもなく、DVD化されますので、
聞き逃してしまった方も、是非どうぞ!!
・・・・
勉強会には、年齢制限があるわけではありません。
気持ちの若い50代・60代のバリバリの経営者の方も、たくさんご参加されています。
「若いヤツには、まだまだ負けない!」
「若返りの秘訣は、若いヤツらと一緒にいることだ!」という先輩方も、是非、ご参加くださいませ。
2012年7月4日 7:48
偶然、ご支援先社長のワイシャツを見ると、
こんな刺繍が・・・。
「TRUE COLORS」=真実の姿 という意味があるそうです。
いつもシャツを新調されるときには、
毎回、そのときの気持ちを英語で表記し、刺繍するそうです。
!!!
実は、ワタシも・・・えへへ。
「似た人、見っけ!」
なんだか、うれしいですね。
私は、スーツの裏ポケットの刺繍(普通だったらネーム)を、
いつも「四文字熟語」にするようにしています。
こうゆうのって、、、どうゆう心理が働いているんでしょうね~。
自己主張があるくせに、人には見られたくない。。。
二人とも共通していた見解、「自分への戒め」として思い出せる!!ということ。
中学生が、学ランの裏地や裏ボタンをつけ変えたりしてた心理?
ということは、未だにチューニ(中2)の脳ミソ?
それとも「見られるわけじゃないのに、でも・・・」ってことは、
女性がブラジャーの柄に、こだわる心理と同じ?
意外にも、女性的な脳ミソ?
じゃん!私のはこんな感じです。
注文するときは、少々の勇気がいりますよ~。
年齢とともに、図々しくなってきまして、、、最近は、店員さんの対応を観察して、楽しんでいます。
2012年7月2日 6:16
シャンパンタワーとは、
グラスをピラミッドのように積み上げ、
上からシャンパンを注いで、グラスが上から順番に満タンになり、
流れ落ちる様子を見せる・・・というイベントです。
お金をかけた結婚式の演出で、見かけますね!!
「グラスのように1つずつ、人生を積み上げる」
「幸せが、満ち溢れる」という意味が込められているそうです。
ホストクラブでもやってるみたいです(テレビで見ました!)
地域における
「売上」や「需要」は「シャンパン」。
「会社」が「グラス」。
タワーの頂上のグラスが「地域一番店」で、上から2段目が「地域トップグループ」、
最下層が「不振店」という構造です。
売上や受注が増える「好景気」は、上から順番に注がれる。
そして、シャンパンの中身がなくなった時点、どこかの階層でピタッととまる。
その下には、当然、シャンパンは回ってこない。
普段、どのポジションにいるか?で、
その恩恵を享受することができるかどうかが、決まってくるのです。
好景気は、一律にやってくるのではありません。
たとえば、地域の全社が20%増しになる。。。とかではないのです。
トップの会社が、50%増しになったあと、
次の会社が、30%増し、その次の会社が、15%増し。。。
そして、下の方には、ほとんど恩恵が回ってこない。
このような「冷徹・・・でもある種、単純で平等な市場原理」の原則は、
確かに存在しているのです。
そして、
不景気や、需要減退するときは、この逆です。
下から順番に仕事がなくなってゆきます。
地域のなかで「○○と言えば、ココ!」という
地域一番店を目指すべき、理由のひとつです。
2012年7月1日 7:36
前述の「東北畳の会」メンバー様。
衰退業種として有名?な「畳業界」ですが、
ここに、こうやってお集まりのみなさんは、10年間、安定成長を続けておられます。
恐らく・・・ちょっとした葬儀社の経営者さんと、
資産、負債、年収、仕事のバランス性を勘案すれば、まったく遜色ない。。。
いやむしろ優れているともいえる経営状態なのだろうと思います。
でも、昨年3月の東北大震災のときには、
「どうなることか・・・」と、本当に心配しました。
ニュースでも報道されている通り、
畳・内装を含む、東北の建設の現場では、復興景気が続いています。
メンバーさんの業績発表でも、
「今年1~6月は、特に何もしていない。が、とにかく忙しい!!」という声が、
ほとんどを占めました。
もちろん、東北といっても、地域によって、受注の内容や状況が、全く違うのですが、
総じて「心理的」「経済的」な好景気のなかにあります。
「地域の畳・内装屋さんは、みなさん、こんなに忙しいのですか?」と質問すると、
このようなお返事が、返ってきました。
「いえ、震災前から、それなりに仕事があるところは、今、めちゃめちゃ忙しいですね」
「震災前から、仕事がないところには、今でも仕事はありません」
これこそが、
私がいつも話す「売上シャンパンタワー理論」です。