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ライオンの「狩り」の話を。。前編

生物系のテレビ番組では、
私の一番見たいところが、カットされてしまう。
「捕食シーン」である。

ライオンたちが、獲物を見つけ、ばーーっと、走り出す。
待ち伏せ等の連携プレイで、草食獣に、飛びかかる!

で、次のシーンでは、
みんなで、ムシャムシャ食べているところが、映し出される。。これが現代のテレビである。

違う!
俺は、その間のシーンが見たいんだ!!
飛びかかってから、どうやって、仕留めるのか?
捕食=生き物が「食事」に、いつ、どうやって、変わるのか??を見たいんだ!

きっと「残酷だ、子供に見せられない」などと言う、
アホ視聴者の声に、配慮してのことであろう。。
しかし、実は、この映像、子供にこそ、見せるべきなのである。
理由は、後日。。

そうだ!
こうゆうときこそ、ユーチューブの出番だ!
で、検索してみると、あります、あります、、リアルなライオンの狩りの動画。

皆さん、ライオンがどうやって、フィニッシュ=食事タイムにもってゆくのか?
知っていますか?

ライオンの「狩り映像」ばかり、ユーチューブを約6時間も見て、わかったことがあります。
「狩り」は、意外に地味な作業なのです。

私のイメージとしては、
ライオンが、ガブーーッと、
噛みついたり、
牙や爪で切り裂き、草食獣の血が流れる・・という狩りをイメージしていましたが、、
現実は違っています。

まず、対象となる一頭の水牛を、メスライオンが、群れで、取り囲む。

勇敢なヤツが、飛びかかる。次に、それを見ていた、まあまあ勇敢なヤツが飛びかかる。
半数以上のヤツは「見てるだけ」か「攻撃しているポーズをしてるだけ」

飛びかかるが、決して、前からは、行かない。
お尻にしがみつく。=動きを止める。

そのあと、何頭も、お尻にしがみつく。=地面に横倒しすることが目的。

そのうちに、一番、勇敢で狩りの上手そうなヤツが、喉元に的確に噛みつく。
でも、食いちぎる。。というよりも、窒息させ、体力を奪う目的。
嚙みついたまま、動かない。離れない。

水牛が体力を消耗して、疲れて、倒れる。
そこで、その他大勢のライオンが、群れて寄ってくる。
下腹部のやわらかいところだけに、集中して、食べ始める。

この間、平均すれば、約1時間前後は、かかっている。

仲間が食べ始めても、
喉元に食らいついた勇敢な彼女は、ずっと体勢をキープしたままである。

<次回>に続く・・・笑


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