曲りなりにも「プロ」ならば、勝つためのリスクを、恐れてはならない。
先日のブログ「東尾のインコース攻め」で、
ふと思い出したことがありますので、
書き留めておきます、
アマチュア野球で、大活躍した投手が、
プロ野球に入ると、活躍できなくなることがあります。
理由のひとつに、打者の胸元・インコースに
デッドボールになってしまうかどうかのボールを投げる習慣が
身についていないからだ・・・との話を聞いたことがあります。
アマの世界では、ボール自体に威力があるほうなので、
インコースに投げなくても、アウトコース中心の投球で勝つことができていたけれども、
プロの世界には、その程度のボールを打てる打者は、
ごまんと存在しているわけです。
つまり、勝つためのリスクを冒さなければ、
プロの世界では、生きてゆけないということなのです。
話は、戻って経営者の話。
「こうゆう広告表現は、ちょっとオーバーではないでしょうか?」
「このサービスで、お客様にクレームを言われたら、どうしましょう?」
「商談相手にダメと言われたから、心証を悪くしてはいけないので、諦めます・・・」
大企業のサラリーマンや、
社長が元気なうちの中小企業のボン(後継者)なら、
こんな考え方で、生きてゆけるかもしれません。
守られているから。
しかし、
中小企業の社長や、幹部がこれでは、勝ち残ってゆけません。
お行儀よく、正しく・・・・
(相手打者に嫌がられないように)だけでは、中小は勝てない。
正論とか、常識とか、規則とかの
ギリギリを突くことも、必要なのではないでしょうか。
それを守ってばかりいたら「死んでしまう・・・」
そんな危機意識を、ちょっとは、持ってほしいな。。。
そう思うことが、たまにあります。
ただ、こんな経営者は、
とっても性格が優しくて、
人間的には、大好きで尊敬できるんですけどね!
少しだけ、世の中を渡り歩く、
「図々しさ」も、身につけて欲しい!
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