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New!!レクイエム⑤「軍団」への違和感~トップの外との切磋琢磨

一昨年、音楽界の巨匠。
フォークの谷村新司。クラシックの坂本龍一。
お亡くなりになり、私の「レクイエム・シリーズ」に書き留めておきました。

今年は、スポーツ界の各分野の巨星が3名、お亡くなりになりました。
・ゴルフのジャンボ尾崎
・野球の長嶋茂雄
・サッカーの釜本邦茂

成績や記録はもちろん、記憶に残る天才肌の人物でした。

このレクイエムコーナーは、故人に対しての賞賛だけを行うものではない。
教訓、学びを得て、前に進むものである。

私は「軍団」を名乗る人、形成する人、それに属する人、群がる人、
チヤホヤする人に、どうも違和感がある。

ジャンボ軍団、たけし軍団、和田アキ子飲み会、
島田紳助ヘキサゴン・ファミリー、
小沢ガールズに、小泉チルドレン、安部派・・・

なぜ、私が、違和感を感じるのか。改めて考えをまとめておきたい。

(嫌い、というほどのことではない。が、自分は作りたくも、入りたくもない。
もし自分の子供が、そうゆうものを、作ろうとか、入ろうとかしたら、絶対やめとけ、距離を置け。とアドバイスする、そうゆう存在である)

「軍団」トップに立つ人は、前に名前がついた時点で、
それ以上の成長をしようとしない傾向にある点。
徒党を組んで、お山の大将となった人物が、さらなる高みを目指し、
他者に乞い、教えを受け、成長する。という可能性は、限りなく少ない。
結果として、所属メンバーの自立が頭打ちとなる。という点にあります。

ジャンボ尾崎は、全盛時、日本で負けなし。
でも、世界に出ると、まったく話になりませんでした。
田舎者的「軍団」志向でなければ、もっと外に目が向かい切磋琢磨すれば・・・
世界でも勝てていたのではないか?と、感じるのです。

軍団内では、社会と隔離された中で評価がなされる。
本人の自主的な思考回路が停止しやすい。
個人の好き嫌いによる評価が起こる。長期的に依存関係で自立しない。

集団意識による問題も起こりやすい
(実際、こうして並べると、起こしていることが多い)
トップに気に入られるかどうか、忠誠心が基準の多くを占める。
常識や反対意見は、裏切りとみなされる。
独自ルール、責任所在が不明確。という点が、その温床である。

能力主義・開放性・個人の自由と自立を重んじる感覚との衝突が「違和感」の正体である。

ジャンボ尾崎=尾崎将司は、元野球選手。
四国・徳島の辺境の地から、海南高校で勝ち上がり、甲子園でも優勝を果たす。
(※公立高校の初出場・甲子園優勝=通算勝率10割は、
原辰徳の父・原貢監督が作り上げた三池工業と、
尾崎の海南高校だけである。選手としていかに逸材であったかの証明である)
高卒で西鉄ライオンズに入団し、将来を嘱望されるも、
同期に超高校級の池永正明もいて、プロの面々と対峙し、限界を感じ、
4年目でゴルフ界へ転向して、大成功を収める。
安心して「一番でいられる場所」を作りたかったのかもしれない。

「軍団」を作りたい人間は、一見、豪快に見える。
が、本質的には、精神がタフでなく、寂しがり屋な面がある。


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