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自覚と「他覚」の統合・一致(三国志より)

自覚とは・・・その文字の通り、自(みずか)らを、覚(さと)ること。
つまり、自分の状態・価値を、正確に知ること。

最近、週末の夜、時間があいたときには、
コンサルティングのバックボーンを、もっと磨くため、
長編「三国志」のDVDを、少しずつみています。(まだ、10分の1くらい!)
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(三国志と自覚と他覚)
古今東西の戦略・戦術を知ることは、
経営の現場で実行することの「根本的な強さ・持続性」につながってゆきます。
単に「他でうまくいったことの成功例」を
つなぎあわせているだけの経営には、弱さ・浅さがつきまとうものです。

さっそく「三国志・メモ」の山ができています。
今の会社経営に通ずる、普遍的な戦術の宝庫です。
そのなかでも、気づいたことは、優れた戦術立案の根底には、「他覚」がある。ということ。

・相手は、何をしたいのか?
・相手が、今、一番欲しいものは何か?
・相手は、何ができるのか?

「他覚」とは、
・相手の状態・価値を、正確に知ること。
・相手から見た、自分の状態・価値を、正確に知ること。

これを読み取らず、「俺がこうしたい!」とか「きっとこれで大丈夫だろう」と、
配下の部将の言うことを聞かない、聞くべき相手を間違えている。
「自覚」で、動いている大将は、だいたい失敗しています。

「自覚して動きます!」だけでは、どんどん自己(主観)中心的になってゆく可能性があるのです。
相手(対象)を中心とした「他覚」と「自覚」。
これを一致・統合させる訓練が、自分には必要だなあ・・・と、感じました。

  


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