オリンピック考・その2 メダル数と人口の関係
オリンピック期間中、
定期的にテレビで流れる「国別のメダル獲得ランキング」
日本が好調なことは、オーケーなのですが、
気になることがひとつ。。。「なんで、イギリスが、3位なんだ??」
・・・日本よりも人口が少ないし、筋肉ムキムキ人間もそれほど多くなさそう・・・
移民系が多いイメージもないし、高齢化している国じゃないの??
ということで、色々、調べ始めてみました。
私の仮説は、
「そりゃ、人口の多い国が、メダルも多くなるんでしょ?」という単純なもの。
ついに、パソコンを持ちだして、一覧表に・・・(笑)。
やっぱり変わっている。。マニアだな・・・。
メダル数の推移を見ると、
・自国開催のオリンピックがあると、その国のメダルは増える。
・その時々の国力とも、相関関係がありそうだ。
・ヨーロッパの国々は、安定している。
メダル数÷人口数の数値を見ると、
・スポーツの発展は、国の成熟度に比例している。
・国策によっても、この数値は大きく変わっていそう。
・中国は、まだまだ発展の余地あり。しかし、凋落の可能性も見える。
・インド、インドネシア、ブラジルは、これから発展しそう。
・ヨーロッパの国々は、総じてこの比率が高い。
・クロアチアとかハンガリーなど、東欧の旧社会主義国が、この数値は圧倒的。
・資本主義国では、イギリス・オーストラリアの数字も、突出している。
上記のデータには出ていませんが、
各国がどんな競技で、メダルを獲っているのか?を調べると、面白い。
聞いたこともないような競技が、
いくつもの種目に分かれて存在している。その数、約900個のメダル分。
そのなかで「選択と集中」ができているのです。
・実は、イギリスは「自転車の“トラック”」という競技で、メダルを稼ぎまくっている。
あとは「セーリング」と「ボート」(・・・なるほど~)
・同様に、各国、得意分野でメダルを稼いでいる。
日本は、柔道・レスリング。(相手と戦う武道系)
中国は、飛込み・ウエイトリフティング(一人で鍛えてできる系)
韓国は、アーチェリー・テコンドー・射撃(集中力系)
ドイツは、カヌー・射撃(規律、正しい系?)
オーストラリアは、競泳・セーリング(海に囲まれた国を感じる)
結論としては・・・
東京オリンピックで、日本は、大きくメダルを伸ばす可能性が高い。
オーストラリアやイギリス、フランス、ドイツなど、
自国よりも人口比メダル数の多い国の取り組みを、国策としてベンチマークすれば、十分可能。
本当は、さらに詳しく調べて、
ノウハウになるまで高めたいところですが・・・
キリもないし、お金ももらえないので、この辺で終了!
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