飛耳長目、知行合一
新年、あけましておめでとうございます!
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
2015年、最初のブログは、
昨年に引き続き「大河ドラマ」より。
「花燃ゆ」は、吉田松陰の妹・文が主人公。
幕末・明治の英傑・久坂玄端、高杉晋作、桂小五郎、伊藤博文たちの
「お師匠さま」とも言える吉田松陰。
たった9歳で藩校の先生として講義を行い、
11歳で藩主・毛利敬親に対して兵学を教えていた・・・というのですから、天才です。
でも、それ以上に「凄い」と感じるところ、
彼から学びたい点は、「飛耳長目」と「知行合一」。
吉田松陰が、先生となって教えた「松下村塾」には、
「飛耳長目」というノートが置いてあり、
そこに各地を旅して帰ってきた藩士たちの話や、
松陰の元に集まる生の情報を書き込んでいて、塾生たちは、それを閲覧していたそうです。
「飛耳長目」とは、
観察力や情報の収集力があり、物事に通じていることの形容。
中国の「管子」という書物のなかで、
君主が身に付けるべき能力として「飛耳」と「長目」が、挙げられていることに由来します。
「知行合一」とは、
知ること=知識と、行うこと=行動は、一体となって、はじめて完成する。
「知は行の始なり、行は知の成るなり」
知ることは行為の始めであり、行為は知ることの完成である
「行動を伴わない知識は、未完成である」
そんな考え方。
吉田松陰は、
知ったことを、自分の目で確かめるために、
実際に、外国の軍艦に乗り込もうとする、
九州・江戸に勉強に行く、東北をぐるっと視察する旅に出る・・・。
こんな行動を、無邪気なまでに、実践していたわけです。
吉田松陰の「飛耳長目」と「知行合一」、
もう一度、胸に刻んで、2015年に臨みたいと思っています!
あちゃ、、、「花燃ゆ」
録画するの、忘れてた・・・。
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